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2015年12月16日水曜日

喪中(忌中)にお正月をむかえる方へ

大切なご家族とお別れをなさった年のお正月は、どのように過ごせばいいのでしょうか。
この季節になりますと、「喪中(忌中)のお正月のむかえ方」についてのご質問が増えて参ります。
先ず以て、故人様の御霊が安らかならんことをご祈念申し上げる次第でございます。

今回は神葬祭の喪中の心構えについて、質問の多いものをまとめさせていただきました。


■喪中(忌中)の心構えについて■
(※本来「忌中」と「喪中」は別の意味合いがあるのですが、分かりやすくあえて喪中と表記しておきます。)


Q・『喪』の期間は?
→実父母              …50日
配偶者・祖父母・配偶者の父母…30日
伯叔父母・曽祖父母・兄弟姉妹…20日
孫・配偶者の祖父母        …10日
甥・姪・いとこ(従兄弟姉妹)   …3日
となります。

Q・家でお葬式を出しました(同居家族がなくなりました)。
→50日(仏式49日)までは喪中ですので、神棚に白紙を貼り、神まつりを遠慮します。
50日(仏式49日)を過ぎましたら(喪明け)、白紙をはずし、神まつりを再開します。


Q・親戚(身内)に不幸がありました。
→親戚(身内)は別の家ですので、神棚に白紙を貼りません。
自分の家の神まつりはいつも通りします。
お正月についても例年通りします。


Q・喪中にお正月を迎えるのですが。
→喪中ですので、お正月とはいえ神まつりを遠慮します。
ただ、大神宮様の御神札(神宮大麻)や氏神様(鎮守様)の御神札は例年通りお受けいただき、喪が明けた後、御神札を取り替えおまつりします。
また喪中の家では、新年会・祝事などの参加は慎みます。
正月飾りや松飾り、お供餅は行いません。


Q・立場上やむなく祭礼行事や結婚式・七五三などの人生儀礼、祝賀会・式典などに参加の必要のある場合はどうしたらいいですか?
→お近くの氏神様で「忌明けの清祓」を受けましょう。
神社の神主さんに事の次第を伝えればお祓いをしてくれます。



以上のように、最高50日間は亡くなられた方を想い、お仕え申し上げる期間でございます。
ですが、その50日を過ぎれば喪が明けますので、その後は通常通り神祭りを再開して大丈夫なのでございます。
「家でお葬式があったから」「親戚に不幸があったから」そんな理由で神棚のおまつりをしてはいけないのではないか、と誤解されている方も多いのですが、1年間御札をお受けにならないで神祭りをおろそかにすることは好ましくありません。

勿論、亡くなられたご家族を想う心の問題もございますので、強制するものではございませんが、不幸があった場合の神棚や御札のおまつりの仕方、喪中(忌中)期間の認識について、正しい知識を身につけておきたいものですね。

他にも何かご質問がごさいましたら、神社社務所にご連絡下さいませ。


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