お天気が心配されておりましたが、こちらでは早いうちに小ぶりになりまして、神事を執り行う時間にはほとんどやんでおりました。
また日曜日に重なったことから、15日の縁日にめでたくお祭りを斎行することができ、誠によろしゅうございました。
■恩名香取神社■
住 所:古河市恩名2365
御祭神:経津主大神(伊波比主命)(ふつぬしのおおかみ/いはひぬしのみこと)
御神徳:古くから国家鎮護の神として皇室からの御崇敬が篤く、家内安全・産業(農業・商工業)指導の神・海上守護・心願成就・縁結・安産の神として深く信仰されています。さらにその武徳は平和・外交の祖神として、勝運・交通安全・災難除けの神としても有名です。
祭礼日: 7月15日前の土日 祇園祭(夏祭り)
11月15日前の土日 大祭(秋祭り)
今年も神様の御陰様、自然の恵みの御陰様で、稔豊かな秋になりましたことを感謝申し上げ、これからも変わらぬご守護を賜りますようご祈念をいたしました。
今年は、先の台風18号の影響で、大雨の被害が多ございました。
多かれ少なかれ、農作物への影響があったと聞き及んでおります。
幸い、ここ周辺は目立った被害は少なかったようですが、災害は、自然環境の中で起きる自然現象と、社会環境(人の暮らし)との重なり合うところに起きるものですから、 自然と人間との共生こそ、人類発展の基と改めて感じる今日この頃でございます。
自然の偉大さを知り、そして恐ろしさを知り、 自分も自然の一部であることを自覚することで、普段当たり前にある水や電気、食料の有り難味も見えてくることでしょう。
「神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添ふ」
(いかなる神も人間の崇敬をうけてこそその御威光を益々輝かすのであり、また人は神を敬うことによってより良い運を与えられる。)鎌倉時代には、御成敗式目という法律がありました。
その中には上記されているような、神は敬うことによって霊験があらたかになり、お祭りを欠かさず行うことは、人々が生活を営む上で大切なことであるという内容の条文が記されています。
勿論、この現代においても、神社の神様は、私達がお参りして、大切にすればするほど、御神徳を発揮されるのです。
神道の立場で、神と人との密接な関係が的確に述べられている言葉ですね。
恩名の氏子の皆様におかれましては、だんだんと肌寒くなって参りましたので、お風邪などめされませんよう、お気をつけくださいませ。
皆様のご多幸、ご健勝を、当社神職一同、心よりご祈念いたしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿